■味わい 白い花、ライチ、ムスク、ジャスミンのような華やかなアロマに、白コショウのようなスパイスのニュアンス。ネクタリンやシャーベットのようなジューシーな甘みと、程よい酸味、ミネラル感のバランスが良く、余韻も長く続きます。残糖１２ｇ／Ｌのオフドライ（やや辛口）スタイルです。 ■店主からのコメント アロマティックなブドウのヴュルツァーは、ゲヴュルツトラミネールとミュラー・トゥルガウの交配品種で、世界中でも１００ヘクタールしか植えられていません。原産地であるドイツでさえ生産量が非常に少なく、サイフリードはニュージーランド唯一のヴュルツァーの生産者として１ヘクタールを所有し、１２年以上に渡り研究を続けています。私もこのヴュルツァ―はその珍しさから現地で購入し、日本まで持ち帰った思い出のワインです。もちろん味わいも素晴らしいですよ！ ■飲み頃の温度／８℃前後 ■タイプ／白ワイン・やや辛口 ■ブドウ品種／ヴュルツァー１００％ ■生産国・地域／ニュージーランド・ネルソン ■生産者／サイフリード・エステート ■容量／７５０ｍｌ ■アルコール度数／１３％ ■スクリューキャップ ■認証／サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド ■栽培・醸造 北向きの緩やかな斜面に位置する粘土質土壌の自社畑「レッドウッド・ヴィンヤード」に数列植えられたブドウは、収穫後、フレッシュなアロマを保つため、素早く除梗しプレス。クリアな果汁は温度コントロールしながら低温で天然酵母で自然発酵。自然な残糖を残しオフドライの味わいに仕上げるため発酵は早めに止めました。 ■サイフリード・エステートについて １９７３年にネルソン初のワイナリーとして創業、１９７６年にファーストリリース。４０年以上に渡って南島のワイン産業を牽引するパイオニアとして、オーストリア出身のヘルマン氏が家族と共に手掛けるワインは国内外で人気です。現在ワイナリー周辺に９ヶ所、約３００ヘクタールの畑を所有、年間約４０万ケースのワインを生産し、家族経営としてはニュージーランド最大級のワイナリーです。ブドウは９５％自家栽培のものでまかなっており、環境に優しいブドウ造り、ワイン造りを早くから実践し「サステイナブル・ワイングローイング・ニュージーランド」の認証も受けています。日照時間が長く、２つの山に囲まれた穏やかな気候のため、果実味豊かなブドウがもたらされ、海からも３ｋｍほどの場所にあるため、ミネラル感がありピュアな味わいのワインが造られます。