■味わい 赤果実やアジアンスパイス、乾燥ハーブ等エキゾチックなアロマや新鮮な赤果実の風味が特徴です。細かなタンニンと高い酸、そしてミネラルがフィニッシュを彩り、仄かに石墨のニュアンスを持ちます。 ■ワイン詳細（アレニ・ノワール） 世界で最も古いブドウ品種の一つで、数千年前からアルメニアで栽培されてきた原産品種（自根）。ソビエト時代に途絶えたワイン造りを復興すべく、修道院や野生化したブドウ樹から苗木を育て、畑を再起させた。病害に非常に強く、厚い果皮を持つことから、標高１,４００ｍに位置する畑の昼夜の気温差が２０度程となるヴァヨツ・ゾルの気候環境からブドウを守り、独特のフレッシュな味わいを保ちます。ネッビオーロとサンジョヴェーゼを足して割ったような印象もある、独特の果実味が魅力です。 ■飲み頃温度／１６℃ぐらい ■タイプ／赤ワイン・辛口 ■ブドウ品種／アレニ・ノワール１００％ ■生産国・地域／アルメニア／ヴァヨツ・ゾル地方／イェゲグナゾル／リンド ■生産者／ゾラ・ワインズ ■容量／７５０ｍｌ ■アルコール度数／１３.５％ ■コルク ■栽培・醸造 水はけのよい砂質、石灰岩質土壌の畑で、樹齢は２０年。天然酵母を使用し、コンクリートタンクで１０日間、２５℃で発酵。その後、アルメニア産のアンフォラ（カラシィ）にて１２カ月熟成（カラシィは３／４が地中に埋められ、地上に出ている部分との温度変化により自然なワインの循環を促すように配置されている）。さらに、瓶熟成６カ月。 ■ゾラ・ワインズについて 世界最古のワイン産地として知られるコーカサス地方南部に位置するアルメニアで、イタリア在住のアルメニア人、ゾリック・ガリビアン氏によって２００１年に設立。砂と石灰岩が豊富な標高１,４００ｍのヴァヨツ・ゾルで、アルメニアの伝統と類まれなるテロワールを伝えるべく、アルメニア固有の品種を１０年以上の月日をかけて研究。地質学者も招聘し、ブドウ栽培に最適な地を選び、フィロキセラ被害を受けていない樹齢８０年以上の古木から枝木を取り、自根でブドウを栽培。初ヴィンテージのカラシイ（アレニ・ノワール種）が、Ｂｌｏｏｍｂｅｒｇの評価サイトで、ロマネ・コンティに並び世界のＴＯＰ１０ワインにランキング。多くのＭＷや世界のＴＯＰソムリエが注目する造り手です。