■味わい ザクロや野苺の赤い果実。特に花の香りが強く、菊やゼラニウムといった清涼感を与える花の要素がある。やや還元的で、スモークベーコンや鉱物的なミネラル感も感じられ、全体的に若々しい香りの印象。口に含むと爽やかで、“Mouth-watering”な酸がバックボーンを築き、エレガントなワインであることが感じられる。タンニンも緻密で柔らかく、アプローチャブルで可愛らしい。 ■ワイン詳細 南島の背骨となるサザン・アルプスを意味する「メイン・ディヴァイド」。ペガサス・ベイのドナルドソン・ファミリーが自社畑と長期契約畑のブドウで造るカジュアルレンジの位置づけで、新樽比率（２０％）以外の醸造方法はプレミアムレンジとほぼ同じ。 ■海外ワイン専門誌評価歴 ワイン・オービット　９３点 ボブ・キャンベルＭＷ　９０点 ■飲み頃温度／１６℃前後ぐらい ■相性の良い料理 大葉入りの餃子やカツオのたたきなど。 ■タイプ／赤ワイン・辛口 ■ブドウ品種／ピノ・ノワール１００％ ■生産国・地域 ニュージーランド／サウス・アイランド／ノース・カンタベリー／ワイパラ・ヴァレー ■生産者／メイン・ディヴァイド ■容量／７５０ｍｌ ■アルコール度数／１３.８％ ■スクリューキャップ ■栽培・醸造 ノース・カンタベリーとセントラル・オタゴにまたがる複数の契約畑のブドウを使用。醸造は、４０％全房（発酵槽の底に置く）で⾃然発酵。その後、フレンチオーク樽で１８ヶ⽉間熟成（新樽２０％）。 ■メイン・ディヴァイドについて 「メイン・ディヴァイド」は、ニュージーランドを代表するプレミアムワイナリー「ペガサス・ベイ」が興したセカンド・ブランドです。ドナルドソン・ファミリーが南島ワイパラ・ヴァレー各地の栽培農家のブドウと自社ブドウから、それぞれ産地と品種特性をバランスよく表現するコンセプトで、ペガサス・ベイで造られます。ワイパラ・ヴァレーの冷涼気候を⽣かした、フレッシュ＆フルーティーなスタイルで、純粋な果実の風味と爽やかな酸味のバランスがとれた味わいが特徴です。メイン・ディヴァイドの名前は、ニュージーランド南島の中心を南北に横断する南アルプス⼭脈に由来します。