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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
■味わい
外観は深みのあるガーネット色。ラズベリーやダークチェリー、ドライタイム、黒いオリーブのアロマが香ります。リッチでフルーティなフルボディでラズベリー、ブラック・プラム、トーストの風味が溶け合います。バランスの良い酸ときめ細やかなタンニンを湛えた骨格の良い味わい。リリース直後は、フレッシュで鮮やかな赤いベリーのアロマが生き生きと感じられ、熟成を重ねるにつれて円熟感を増していきます。複雑なオークのニュアンスがトースト香を帯びた長い余韻を生みます。
■ワイン詳細
赤系、黒系果実のピュアな果実味が際立つ薫り高くフルーティなピノ・ノワール。5~7年程の熟成が効きます。ビーガン・フレンドリー(卵白・動物性油共に不使用)
※開けたてはやや還元的なニュアンスがあるので、デキャンタージュをするか数日に分けて飲むのがおすすめ。
■飲み頃温度/16~18℃ぐらい
■相性の良い料理/スプリング・ラムやローストした根菜類(ニンジン、サツマイモ、ゴボウ、馬鈴薯、カブなど)。
■タイプ/赤ワイン・辛口
■ブドウ品種/ピノ・ノワール100%(クローン115・777)
■生産国・地域/ニュージーランド南島・マールボロ(GI)/サブリージョン:ワイラウ・ヴァレー南部
■生産者/デルタ・ワイン・カンパニー
■容量/750ml
■アルコール度数/13%
■スクリューキャップ
■栽培・醸造
畑は粘土質土壌で、植樹は2002年(複数区画)。涼しい夕方に収穫。区画ごとに個別醸造。発酵前に4日間低温マセラシオンさせ、色やタンニンを抽出。厳選した養殖酵母で日に6~8回ピジャージュしながら発酵。圧搾してデブルバージュで大きな澱を取り除き、シーズニングしたフレンチオークのバリックとステンレスタンクで9カ月熟成。瓶詰前にブレンド。
■デルタ・ワイン・カンパニーについて
1846年、コンスタンティン・ディロンによりニュージーランドのマールボロ地方ワイラウ・ヴァレー南部にデルタ農園が創設されました。この広大な土地は、空中から見下ろすとギリシャ文字のデルタ「Δ」に似ているため、「デルタ」と名付けられました。この農園が2000年にワイン界のプロフェッショナルとして名高い3名の著名人(フライング・ワインメーカーのマット・トムスン、栽培家のニール・イボットソン、ロンドンに本拠を置く輸入業者でマスター・オブ・ワインのデビッド・グリーブ)の手に渡り、デルタ・ワイン・カンパニーが設立されました。この3人がマールボロのテロワールに可能性を見出し、ブドウ栽培に理想的な土地を探し出して良質なブルゴーニュのピノ・ノワール(ディジョン・クローン)をデルタ・ヴィンヤードに初めて植樹した時から、「マールボロならではのハイクオリティなワインを作る」という一大プロジェクトがスタートしました。3名の創業者たちは、ユニークで上質なワインを作るべく、デルタ・ワインに惜しみなく投資を行い、少量生産で非常に高品質なワイン作りを実現させました。現在は、エグゼクティブ・ディレクターのニール・イボットソンが単独でデルタ・ワインのオーナーを務めています。マールボロは海の影響を受け、激しい風の吹く冷涼な産地のためピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランには適しています。新世界にありがちな凝縮したスタイルではなく、ヨーロッパと同じ抑制されたワインが出来上がります。