■味わい 透明感を湛えた輝きのあるグリーンがかったイエロー。豊かな果実や花のアロマに爽やかな柑橘類のニュアンスが香ります。豊潤な果実味とフレッシュ感に加えて、ドライフルーツの心地よい香りがあり、後味にレモンの風味が広がります。リリースから３～５年間が飲み頃です。 ■飲み頃温度／１０～１２℃ぐらい ■相性の良い料理／食前酒として楽しめるだけでなく、サラダ、鶏肉、寿司、魚料理、エスカルゴ等とも抜群の相性です。 ■タイプ／白ワイン・辛口 ■ブドウ品種／シャルドネ１００％ ■生産国・地域／フランス・ブルゴーニュ南部マコネ地区／サン・ヴェラン北部プリセ村 ■生産者／ドメーヌ・イノソンティ ■容量／７５０ｍｌ ■アルコール度数／１３％ ■コルク ■栽培・醸造 マコネ南端プイイ・フュイッセを取り囲む南・南東向きの畑で、ジュラ紀の粘土で覆われた石灰岩質土壌。ブドウ栽培は一部を除いて基本的に無農薬の有機栽培を実践。収穫はブドウがよく熟すまで待ち、出来るだけ遅めの収穫を行う。その後、空圧圧搾機で優しくプレスし、発酵は、温度調節が可能なステンレスタンクで行い、１０～１２ヶ月シュールリー熟成を行う。 ■ドメーヌ・イノソンティについて サン・ヴェランは、ブルゴーニュ南部のマコネ地区でプイイ・フュイッセに次いで規模の大きな白ワインのＡＯＣで、プイイ・フュイッセを北側と南側から取り囲むように広がっています。１９７１年に独立したＡＯＣとして認められるようになるまで南部はボージョレ・ブラン、北部はマコン・ヴィラージュを名乗っていました。土壌はジュラ紀中期のウミユリ石灰岩で形成され、岩山の西斜面は三畳紀の古い地層で急斜面は灰色泥灰土で覆われています。東斜面は緩やかな傾斜で石灰岩と泥灰土が大部分を占めています。シャルドネ種の栽培に理想的で、白ワインのみを生産しています。ドメーヌ・イノソンティのサン・ヴェランは、フローラルなアロマとしなやかでフレッシュな味わいを特徴とするワインです。生産者は２０世紀初頭にマコネ地区で組織化されたワイン栽培家協同組合ヴィニュロン・デ・テール・スクレット。イタリア系移民の子孫ジェローム・イノソンティが２０１１年よりオーナーを務めています。自然環境への配慮とテロワールの保護を目的とするサステナブルな栽培手法を守り抜くドメーヌ・イノソンティは、「持続可能な発展を推進するワイン生産者」の認証を受けています。ワイン造りは、天然酵母で長い時間をかけて自然発酵させ、補糖は一切施しません。またＳＯ２（酸化防止剤）の使用も必要最小限に抑えています。まさに自然派の造り手といえるでしょう。さまざまな場面での想像を絶する拘りが自然の力を生かした最高品質のヴァン・ナチュールを生み出しています。