
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
■味わい
淡い黄金色。熟成した今も、綺麗に熟したブドウの旨みがぎゅっと凝縮し、味わいにアクセントを与えています。フレーバーには穏やかな和の果実やグレープフルーツ、スパイシーな要素と塩味を感じ、仄かに石鹸や石油をニュアンスとして捉えることが出来ます。骨格は強く、制御の効いた見事なストラクチャーと引き締まった酸を持つ、興味深い白ワインに発展しています。
■ワイン詳細
荒野が広がる標高1,400mの山岳地で忘れ去られた土着ブドウを探し出し、自ら苗木から栽培して復活させた情熱の白「ヴォスキ」。完熟した洋ナシや華やかなアロマを持ち、ボリューム感のある口当たりで、引き締まった酸が全体をまとめます。
※ヴォスキアット:種子果実やヘーゼルナッツの要素。フレッシュでストラクチャーがあり、太陽の恵みを感じます。
※ガランドゥマック:花の香りが強く、フレッシュで鮮明なミネラルのノートを持ちます。
■飲み頃温度/10℃ぐらい
■タイプ/白ワイン・辛口
■ブドウ品種/ヴォスキアット50%、ガランドゥマック50%
■生産国・地域/アルメニア/ヴァヨツ・ゾル地方/イェゲグナゾル/リンド
■生産者/ゾラ・ワインズ
■容量/750ml
■アルコール度数/13.5%
■コルク
■栽培・醸造
炭酸カルシウムが豊富な石灰岩質土壌の畑で、樹齢は16年。醸造は、天然酵母を使用し、コンクリートタンクにて発酵(MLF無し)。熟成は、コンクリートタンクにて12カ月/瓶熟6カ月。
■ゾラ・ワインズについて
世界最古のワイン産地として知られるコーカサス地方南部に位置するアルメニアで、イタリア在住のアルメニア人、ゾリック・ガリビアン氏によって2001年に設立。砂と石灰岩が豊富な標高1,400mのヴァヨツ・ゾルで、アルメニアの伝統と類まれなるテロワールを伝えるべく、アルメニア固有の品種を10年以上の月日をかけて研究。地質学者も招聘し、ブドウ栽培に最適な地を選び、フィロキセラ被害を受けていない樹齢80年以上の古木から枝木を取り、自根でブドウを栽培。初ヴィンテージのカラシイ(アレニ・ノワール種)が、Bloombergの評価サイトで、ロマネ・コンティに並び世界のTOP10ワインにランキング。多くのMWや世界のTOPソムリエが注目する造り手です。