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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
■味わい
弾けるようなグレープフルーツ、ネクタリンのアロマに香ばしい樽香。口に含むと、レモンやグレープフルーツの皮、ふくよかな核果がしなやかに重層をなして広がり、クリーンなミネラルが全体を引き締め、パワーとエレガンスの調和した長い余韻が続く。
■ワイン詳細
2020年シーズンは春は暖かく乾燥し、12月は暑く、1月は穏やかな天候に恵まれた。10月下旬に雹が降った以外はほぼ完璧だった。シャルドネは2月上旬に収穫を開始、シャルドネの個性溢れる凝縮した清らかでフレッシュな果実が収穫できた。
■ワイン専門誌評価歴/91点 ワイナート・テイスティング 116号 2024年 春
■タイプ/白ワイン・辛口
■ブドウ品種/シャルドネ100%
■生産国・地域/オーストラリア・西オーストラリア州/マーガレット・リヴァー
■生産者/ボエジャー・エステート
■容量/750ml
■アルコール度数/13.8%
■スクリューキャップ
■栽培・醸造
畑は、ウォールクリフ(マーガレット・リヴァーのサブリージョン)に位置するスティーヴンズ・ヴァレーの緩やかな斜面、インド洋からの涼しい海風が吹きつける8つのブロックの自社ブドウを使用。有機栽培(認証済)。土壌は、砂利の混じる粘土質を1mほどの赤土が覆う。クローンは、95,96,76,Gin GinD25。樹齢は10~20年。醸造は、手摘みしたブドウを一晩冷却してから全房圧搾し、フレンチオーク樽に移して自然発酵。一部の樽でMLFを行う。熟成後、2020年11月にブレンド。定期的にオリを撹拌しながら9ヶ月間熟成(新樽36%、1年使用樽38%)。
■ボエジャー・エステートについて
ボエジャー・エステートの始まりは、⻄オーストラリア州のヴィティカルチャリスト、ピーター・ゲラルディが1978年に興したフレシネ・エステートにあります。1991年、鉱業で多⼤な財を成すとともに、⼟壌に強い関⼼を持っていた⼤富豪マイケル・ライトが、ルーウィン・エステートに隣接するこの畑が砂利の混じる粘⼟質⼟壌であることに魅かれ畑を購⼊。マイケル自身は酒類を嗜まないものの、栽培には多⼤な興味を持ち、緻密な⼟壌調査に基づいて畑を拡張するとともに、細⼼の注意を払って有機栽培を進めてきました。2018年からは、マイケルの娘のアレクサンドラ・バートが⼆代目オーナーとなり、100%自社畑のブドウから卓越したプレミアムワインが造られています。また、細部にこだわった庭やバラ園、セラーに併設された高評価レストランは、観光名所のひとつとなっています。