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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
■味わい
「フォルク」とは、モクレン科のトネリコの木を指す古い言葉で、昔ここにこの樹木が多く植えられていたことから「クロ・デ・フォルク」という名が付きました。ダークチョコレートや野バラのアロマの表情豊かな香りとビロードを思わせる滑らかなテクスチャーを備えたワインで、後味にスパイスとペッパーの濃厚なアロマが広がります。
■ワイン詳細★バーグハウンド 89点★Outstanding Top value(超お値打ちワイン)
非常に美しいアロマを持ち、レッドカラント、チェリーのアロマに仄かな大地のニュアンスが香る。豊かさと力強さを備えたミディアムボディで、素朴で持続性のある後味に心地良い緊張感が広がる。より多くの要素を備えたこのワインは、検討してみる価値あり。
飲み頃温度/16~18℃ぐらい
■タイプ/赤ワイン・辛口
■ブドウ品種/ピノ・ノワール100%
■生産国・地域/フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区南部(AOCコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ)
■生産者/ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨ
■容量/750ml
■アルコール度数/13%
■コルク
■栽培・醸造
畑はオー・フォルク(コンブランシアンにあるモノポール)、畑の面積は約1.78haで平均樹齢は50年。土壌は粘土石灰質で、有機栽培(認証は未取得)を取り入れています。昔ながらの手法で畑を耕して土壌に空気を入れ、葉をこまめに摘み取り、常にブドウに十分な日光が行き渡るようにしています。厳しい収量制限を行うことで、凝縮感の高いフルーティで美しいピノ・ノワールを実らせます。全て手摘みで収穫し、厳しい選別を行います。天然酵母を用いて発酵。ブドウは完全除梗し、発酵前に低温で静置し、15日間マセラシオンを施します。ブルゴーニュ産のオーク樽を使用し14カ月熟成(新樽率10%)。ろ過、清澄処理は行わず、冷涼なセラー内で重力を利用してボトリングすることで自然な透明感を引き出しています。
■ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨについて
コート・ド・ニュイ南部ニュイ・サン・ジョルジュにドメーヌを構えるジャン・マルク・ミヨは、ピノ・ノワールの代名詞である「アロマと果実味」を強調した純粋で柔らかな味わいの魅惑的なワインを造る生産者です。ピノ・ノワールの真髄である可憐でエレガントなアロマは、まさに「香りの魔術師」と呼ぶに相応しく、ピノ・ノワールのファンに強くお薦めしたいワインです。ジャン・マルク・ミヨは、祖父母の代から受け継がれてきた6ヘクタールの自社畑と、妻のクリスティーヌが家族から引き継いだ1ヘクタール程の小さなブドウ畑で1980年代後半からブドウ栽培とワイン作りの技術を磨いてきました。ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨの名で自家元詰を開始したのは1992年。当初は、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、ヴォーヌ・ロマネ、ヴージョを少量生産していましたが、1997年にそれまで他の生産者に貸し出されていた畑の管理を任される機会に恵まれたことが転機となり、ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショや、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョ、グラン・エシェゾーなど世界的に高い知名度を誇る一級畑や特級畑の所有面積を着々と増やし、ワインも錚々たるライナップを取り揃えるようになりました。2014年よりジャン・マルクの娘であるアリックスがドメーヌに参画。現在では、二代目としてドメーヌの管理を一手に引き受け、テロワールを重んじた栽培を実践し、ブドウ本来の魅力を最大限に引き出したワイン造りを行っています。